「ex-」とは別のフレーズを教えてくれた理由は? ニュートラルな英語表現「former」

英語リスキリング

「元カレ/元カノ」、「元同僚」などの「元〇〇」を表す英語フレーズの「ex-」「former」。海外ドラマで学んだフレーズのためか、自分にとって馴染みがある(よく聞く)のは「ex-〇〇」の方です。「ex-〇〇」、「former 〇〇」と単語の前につけるだけなのでお手軽かつ応用しやすく、個人的にも便利な表現だと感じています

「ex-」と「former」の使い方・例文

各フレーズの具体的な使い方・例文は、

  • He’s my ex-boyfriend / ex-husband.
    彼は私の元カレ/元夫です。
  • She’s my ex-girlfriend / ex-wife.
    彼女は私の元カノ/元妻です。
  • My former wife lives in Japan.
    私の元妻は日本に住んでいる。
  • My former teacher is the principal now.
    私の元教師は現在校長をしています。

特にex-〇〇」は海外ドラマや洋画の中でもよく耳にするフレーズで、「my ex」などex」だけで「元カレ/元カノ」あるいは「元夫/元妻」を表す、そんな使われ方も。

I saw my ex at that bar last night…
昨夜あのバーで元カレ/元カノを見かけちゃったんだ…。
Oh, I’m sorry to hear that.
-ああ、それは気の毒に。

「ex-co-worker」では伝わらない?

ある時ネイティブスピーカーとの会話で「元同僚」と伝えようと「ex-co-worker」を使ったところ、

former」を使って「former co-worker」のように表せるよ

そう教えてもらいました。

その時はただ単純に、

ex-」では仕事関連について話すのにちょっとカジュアルすぎたのかな…?

そんな風に思っていたのですが、その後「元〇〇」の英語表現を改めて調べてみたところ、

  • They’re her ex-co-workers.
    彼らは彼女の元同僚たちです。
  • His friend is the ex-president.
    彼の友人は元社長だ。

など「元同僚」を含め、仕事関連その他いろいろなシチュエーションで「ex-」を使って「元〇〇」が表されているようでした。

ニュートラルな印象を与える「former」

それで別のネイティブスピーカーの方に、

「元同僚」を表すのに「ex-co-worker」は使わないのかな?

そう聞いてみたところ、

自分は普通に「ex-co-worker」って言ってるよ

そうなんだ…。実は以前、他の人から「former co-worker」のフレーズを教わったことがあるんだけど、それって「ex-co-worker」よりもフォーマルだからとかなのかな?

うーん、フォーマルなのもあるだろうけど、多分former」の方がニュートラルな印象の単語だからじゃないかあ…?

ニュートラルって、どういうこと?

ex-」と聞くと「元カノ/元カレ」とかが連想されるから、人によっては「うまく行かなかった」といったネガティブな印象を抱く可能性があるかもしれないんだよね…

だから、そういったネガティブな印象を与えないニュートラルな言葉の「former」を使うといいよって促したかったんじゃないかな

言葉が持つ印象を考慮して英語フレーズを選ぶ、そんな視点を教えてもらいました。

まとめ

「元〇〇」を英語で表すのに、

  • ex-〇〇
  • former 〇〇

どちらを使っても基本的に通じると思います。

ただニュアンスというか、聞き手に与える印象が違ってくる可能性があるので、よくも悪くもないニュートラルな印象の「former」を使った方がネガティブな響きになるのを避けられるでしょう

これを聞いて思い出したのが、同じ日本語訳を持つ単語の組み合わせ「odd」と「weird」。

odd」は「(よくない意味で)変わっている」ことを表すネガティブな印象の単語になるそうですが、「weird」は悪い意味だけでなく、

よい意味で「他と違っている、変わっている」ことも表せるから、「独特だ」みたいな意味合いで使われることがあるよ

そんなお話を、これまた別のネイティブスピーカーの方に教えてもらった記憶があります。

日本語でもそうですが、その言葉が持つポジティブまたはネガティブな印象というのは、言葉の意味だけを調べてもわからない場合が結構あるように思います。

なので、「odd」と「weird」のように似た意味・日本語訳を持つ単語同士を比較してみたり、その単語が使われているシーンなど日本語訳以外にも意識を向けるようにしてみると、ミス・コミュニケーションを減らす手助けになるんじゃないかなと感じました。